2014年1月28日火曜日

明日,ママがいない


明日,ママがいないを観てるんですけどこのドラマ凄まじいです。一切美化していません。三上博史とポスト(芦田愛菜)が厳しい言葉をバシバシ言います。しかし三上博史は51歳とは思えないカッコ良さで,ポストはオーラが半端ないです。
 第2話のパチ(捨てた母親がパチ依存だった為つけられたアダ名)がシャンプーのボトル(母親の匂いである為捨てると怒る)をお試しの家で捨てられて倒れたところとか涙が出ました。
 しかし本当に子供が可哀想でたまらなくなるドラマです。ちゃんと育てられないんだったら何で産んだんだって話で,安定した収入か莫大な貯金がなければ子供は産んだらいけないっていう法律ができてほしいです。
 このキツいドラマ,何となく見覚えがあると思ったら野島伸司が脚本でした。抗議が殺到してスポンサーが降りているらしいですけど,これが無理だったら「聖者の行進」とか「人間・失格」も無理だと思うんで,90年代はまだ放送コードが緩かったってことです。
 野島は問題提起してるんです。汚いものには蓋をして,無いことにしようとして問題を先送りする事なかれ主義のこの国に苛立っているんでしょう。
 
 

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