昨日は雇用統計でした。デイトレをしている人にとっては月に一度のビッグイベントなのですが、ほんのわずかに上昇しただけで、発表直後の値動きとしては今までにない位の反応のなさでした。
その後30分位してNYが開いてからは上げていきましたが勿論ノートレードです。
まあ数字的に失業率は前回9.1パーセントから9パーセントに改善したというだけですので仕方がないのかもしれませんが、前回も20銭位上昇してすぐ戻してそこから動かないというものでしたので、余程のサプライズがない限りは昔のようには動かないのかもしれません。
円高が止まる為にはアメリカの景気回復がかかせないので、日本の事を考えるなら少しずつでもアメリカの失業率は改善して欲しいところです。海外でもできる仕事はどんどん途上国に流れています。日本もそうなのですが、こうした先進国に共通の問題をどうやって解決するのかが今後の動向のカギを握っています。
TPPや通貨安政策でもって解決すれば良いのですが、途上国の人件費が安く先進国は高いというのはそう簡単に縮まりません。20世紀で得たアドバンテージをどう使うかが鍵ですが、私の意見としてはある程度経済的な豊かさは諦めて、農業や観光業で持続可能なやりくりができれば良いという考えです。
0 件のコメント:
コメントを投稿