5位 行け!!南国アイスホッケー部
久米田 康治ですね。「さよなら絶望先生」の方が有名ですけど,あれは垢ぬけすぎています。この南国アイスホッケー部は終始リアルな下ネタで,絵も汚いんですけどとても笑えます。
これが23巻続いたのが凄いんですけど,15巻位から絵が垢ぬけてきて内容もソフトになってきます。1~7巻位が一番面白いです。最初の方はちょっとアイスホッケーもやってたんですけど5巻位から一切やらなくなって,下ネタオンリーになりました。これを少年誌で連載していたというのに驚きですね。
4位 サルチネス
古谷実作品は全部好きで,その中で1位といわれたら比較的新しいこのサルチネスです。今映画化されているヒメノア~ルで暴力性がピークを迎えて,とわにとかげぎすでマイルドになってサルチネスでは暴力表現はなくなりました。
ヒミズから一気にやばくなっていった古谷ワールドですが,このサルチネスではグリーンヒルや僕と一緒の頃のような何ともいえない日常漫画に戻っています。
それでもグリーンヒルや僕と一緒より面白いと感じたのは,こういう変な人っているよなっていう妙にリアルなキャラクターが多かったというのが理由です。
ヒメノア~ルに出てきたジムインストラクターのストーカーに似ていて,恐らく次はこいつを主人公にしてみたいなと思ったんやと思います。
3位 ボーイズ・オン・ザ・ラン
アイアムアヒーローの花沢健吾が2005年頃に描いた漫画なんですけど,めちゃ面白いんでまだ読んでない人には勧めたい漫画です。博多のネカフェでふらっと読んだ漫画なんですけど,とにかくリアルで尚且つ胸糞悪いんです。ちはるの思わせぶりと青山のモテぶりがマジでリアルだなと思ったら作者いわく実話だそうです。
2位 東京大学物語
江川達也はどれも好きなんですけど,この東京大学物語がズバ抜けています。とにかく主人公の村上直樹が頭は良いんですけどプライドが高くて精神的に弱いんですけど憎めないんですよね。
稲垣吾朗が村上役を演じたドラマ版を観て読み始めたんですけど,8巻位までの東大入試までも面白いんですけど,本当にハマったのは早稲田に仮面浪人してから東大に入学して以降ですね。
寂しくなって箱根の山をチャリで夜中に上って,はるかちゃんのサークル仲間と卓球対決する辺りが最高ですね。
あとは山崎編が終わってはるかちゃんと同棲しつつキャバクラのボーイをしながらスカウトするところもめちゃ面白いですね。キャバクラで働いてるレイコ,のり子,涼子のそれぞれの良さとか,江川達也は女を描くのが本当に上手いです。
1位 モンモンモン
思い出補正もあるんですけど,1位はモンモンです。ギャグ漫画でとにかく笑えます。つの丸ならマキバオーだと思う人も多いと思いますけど,マキバオーはストーリー漫画で,つの丸は日本一のギャグ漫画家やと思います。
ただ,1~7巻まではギャグなんですけど,8巻だけちょっとシリアスになっています。最終話はとても悲しい結末で,泣いてしまいます。
1~7巻はどれも最高に笑えます。ジャンプ全盛期にあって,他の神漫画と互角の人気があったので,マイナーとは思いません。
振り返ってみると,私の好みはギャグ漫画か,リアルな漫画,胸糞が悪い漫画で,絵は下手でもかまわないという感じです。
漫画は音楽以上に好き嫌いが分かれるので,しっくりこない人も沢山いると思いますけど,このランキングに挙げた漫画達は本当に読んで良かったと思える漫画達です。
歳をとるごとに読まなくなってきますけど,まだ読んでない面白い漫画が沢山あると思うと勿体ない気持ちになります。
漫画や映画や音楽やゲームは,自分に合う面白いものを探すというのは結構な手間で,本当にハマるのは100作のうち1つあれば良い方だと思います。
面白いものを探そうと思ってもなかなか見つからないので,フラットな気持ちで雑誌の立ち読みをすればそのうち見つかると思います。
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