2016年4月12日火曜日

ブックオフせどりについて

 せどりはアフィリエイトと違って誰でも即稼げるところが魅力です。

 アフィリエイトも自己アフィでFXの口座とか開設したら5万位稼げますが、それ以降が結構辛いです。
 せどりは動けば初心者でもとりあえず稼げるので副業としての敷居が低いです。

 目利きなんかなくても、スマホでサーチしまくってアマゾンランキングが高くて値幅があればあとは買って登録して売れたら送るだけなんで誰でもできます。
 
 その中でも基本であるブックオフせどりについて語ろうと思います。

 ブックオフせどりは昔裏ワザがありました。ワンデイサンクスパスという10回買い物をしてスタンプをためると1回その日一日全て1割引になるというチケットをもらえました。
 そのスタンプを10回貯める方法で、レシートの番号を携帯に打ち込むんですけど、下から4ケタ目を変えればレシート1つで3個貯めることができたのです。(1日貯められるスタンプは3個まで)

 ワンデイサンクスパスの素晴らしいところは、ブックオフのセール中でも使えるところでした。

 ブックオフはDVD・CDセールは20%引き、ゲームは10%、本は半額などよくセールをするんですが、DVDやCD、ゲームは基本アマゾンの値段に合わせてあるため、セールにワンデイサンクスパスの10%引きを組み合わせれば確実に利益が出ました。

 アマゾンの手数料はおよそ20%なんで、アマゾンと同じ価格ならDVD・CDならワンデイサンクスパスの10%がそのまま、本は40%の利益が出ました。

 しかし大阪はせどらーが多かったので、開店前に行列、開店後はダッシュしてあやうく殴り合いになる勢いでした。
 
 特に新店ができた時などは全国各地からせどらーが集まり、大行列ができてまるでセドラー天下一武道会のようになります。

 プロはスマホをブルートゥースで小さいバーコードリーダー、KDCというのを使うんでその姿は異様の一言です。

 私も持ってたんですけど45000円位するのに常連は皆持ってました。

 そのビームをひたすら本に当てていき、スマホのアプリでズダダダダと値段と粗利が出てくるんで利益になるものをカゴに入れていきます。

 セールや新店の時はとりあえずカゴに入れまくって後からビームで確かめる猛者もいました。

 しかし今はワンデイサンクスパスが消滅し、セール自体も格段に減りました。

 せどらーも減って、ブックオフに再び平和が訪れました。

 しかし私は忘れません。

 良い歳をした大人がブックオフに並んで開店したら運動会のようにダッシュし、古本やDVDにビームを当てて爆買いし、満足そうに帰っていくセドラー達がいたということを…。

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