日本3.0を読みました。
結構売れているんで読みました。内容は一言いうのは難しいんですが,明治維新が1.0,敗戦が2.0ならば日本は破綻を迎える時に3.0のガラガラポンが起きるだろうという本です。ただ,悲観的なものではなくて色々新しくなるからそれに備えて色々考えておこうというもので,建設的です。
前半で印象的だったのは,チャレンジ童貞に未来はないという部分です。3.0時代は色々やってみる人は失敗しても最終的に成功するだろけど,何もしない人は置いていかれるというもので,未来じゃなくて今にも言えることだとは思いますが,とにかくチャレンジしろというものです。失敗のないゆるい場所に逃げ込む人はもう通用しないというものです。後半は教育の重要性に重きを置いています。
ただ,じゃあ何をすればいいのかというのは具体的には書かれていません。それは自分で考えろということですが,政治のことを考える時にいつも思うんですが,結局自分一人が政治のことを考えても変えられるわけじゃあるまいし,今から政治家になれるわけでもない。それよりも自分の生活をどうするべきかを考える方が得策だということになるので,こういう本は雑学と大差はないということになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿