映画「箱入り息子の恋 」を観ました。（ガッツリネタバレ）

　昨日、星野源主演の「箱入り息子の恋」を観たんで感想を書きます。

　市役所に勤める35歳童貞・健太郎（星野源）は、ゲームばっかりして出世もせず５時チンで家に帰っていたんですけど、一人息子なので父（平泉成）と母（森山良子）から結婚を勧められます。

　お見合いにやってきた奈穂子（夏帆）はかなり美人だったんですが実は盲目であり、菜穂子の父親（大杉漣）が健太郎の甲斐性に疑問を感じ、反対します。

　しかし、健太郎はお見合い前の雨の日に菜穂子に傘をあげるなど色々あって惹かれあい、途中交通事故や２階から落ちたりしながらも最後はややハッピーエンドで終わります。

　昨日まで私は夏帆を知らなかったんですけど、可愛いですね。盲目の女性を上手く演じていて、目の焦点を合わさないんで本間に盲目っぽかったです。
　そして星野源も可愛いですね。黒木瞳や大杉漣の演技や、吉野家で泣いたりするのも良かったですね。時折星野源や市役所の人が笑いを混ぜてくるんで暗くはなかったです。

　あと結婚っていうのは家族も大いに関わるよな～って考えさせられましたね。森山良子の健太郎への気持ちと、大杉漣の菜穂子への気持ちは特別なものがあります。
　母の息子への気持ちと、父の娘への気持ちですね。

　あと今はこういう健太郎みたいな３５歳独身、出世欲も無しみたいな人増えているでしょう。結婚率が下がると最低限の仕事で生きていければいいやって感じになると思うんで、まあその人が良ければそれで良いんですけど日本の競争力で考えるとヤバいですよね。
　健太郎は菜穂子との結婚を認めてもらう為に昇任試験を受けようとします。やっぱり男は女のためじゃないと頑張れないんで、野心のある男になるんだったら良い女を狙うのが成功する方法だと思います。

　とりあえずわかりやすくて面白いんでお勧めします。星野源も夏帆も好きになることでしょう。